パピヨンがかかりやすい病気・ケガ
症状 | 眼の水晶体が濁り、視力が低下し、時には視力を失うことになります。 視力が低下することにより、歩行がぎこちなくなったり、よく物にぶつかるようになるなどの歩行時の異常が見られるようになります。 |
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原因 | 若年性白内障は、2歳以下で症状が現れる遺伝性の病気です。プードルや、コーギー、パピヨン、ヨークシャテリアなどによく見られます。 |
治療 | 発症初期は、目薬による病気の進行抑制。末期には、網膜に異常がない場合のみ、白濁部分を吸引して取り除き眼内レンズを入れ視界を確保します。 |
症状 | 膝の皿が外れた状態になる。腰をかがめ内股で歩くようになったり、跛行が見られたりする。重症になると、重度の骨の変形となり、最小限しか地面に足をつけない様になります。 |
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原因 | 遺伝などによる先天性や、事故による後天性の原因があります。 |
治療 | 軽度の場合は、自然に元に戻ることもありますが、重度のものは、手術が必要になります。 |
症状 | まつ毛が内側に巻き込んでいる。痒みのために、眼をこすり、涙や目やにも出ます。 |
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原因 | 先天的なものがほとんどですが、外傷やほかの病気が原因のこともあります。 |
治療 | 軽度なら、刺激するまつ毛を抜いて点眼薬などをさせば症状は落ち着きます。それ以外は、犬の成長に伴って何度か手術を行う必要があります。 |
症状 | 光を感知する網膜が委縮・変性して正常に働かなくなり、初期は夜に目が見えにくくなり、しだいに日中でも視力が弱くなりやがて失明します。 また、見えにくくなっていくため、物に躓いたり、ぶつかったりしたり、溝に落ちたりしたり、運動性が低下します。また、見知らぬ場所ではこの行動が顕著に出ます。 |
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原因 | 網膜の光を受容する部分が異常が生じて網膜が徐々に委縮していきます。 |
治療 | 確かな治療法はないため、愛犬がストレスにならないよう生活面に配慮が必要です。 室内のトイレや食器、家具などの配置を固定して、通路に邪魔なものを置いたりしないようにしましょう。 また、散歩も人通りの多いコースは避けて、静かなコースを歩くようにしましょう。 |
症状 | 部分的脱毛と体全体に及ぶ脱毛がある。地肌が見え、皮膚の色が赤や黒に変色する。同時に悪臭や、痒みも併発することがあります。 |
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原因 | 主に内分泌障害やアレルギー、寄生虫、細菌などによるものです。 |
治療 | 感染症から起こる脱毛は、感染源を突き止めて取り除くことで治癒します。 内分泌障害は長期の治療が必要になります。 |