ジャックラッセル・テリアがかかりやすい病気・ケガ

| 症状 | 免疫の低下により、細菌やウィルスに感染しやすい。抗生物質などの治療に反応しません。 |
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| 原因 | 細胞性免疫をコントロールするリンパ球の一種であるT細胞が機能不全に陥ることにより引き起こされます。 |
| 症状 | 食欲旺盛なのに体が痩せてくる多飲多尿、進行すると白内障になることがあります。 |
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| 原因 | 膵臓から分泌されるインスリン不足が原因ですが、遺伝、膵臓の炎症、ホルモン、ストレス、ステロイドホルモンなどの薬物によっておこります。 |
| 治療 | 軽度の場合は、炭水化物と脂肪を減らした食事療法と定期的な運動で肥満を解消させることが有効な治療です。また、はっきりと症状が認められる場合には並行して、インスリン注射を行いますが、この注射は獣医師の指導に従い、飼い主が毎日自分で打つ必要があります。 |
| 症状 | 膝の皿が外れた状態になる。腰をかがめ内股で歩くようになったり、跛行が見られたりする。重症になると、重度の骨の変形となり、最小限しか地面に足をつけない歩様になる。 |
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| 原因 | 遺伝などによる先天性や、事故による後天性の原因があります。 |
| 治療 | 軽度の場合は、自然に元に戻ることもありますが、重度のものは、手術が必要になります。 |
| 症状 | 足を持ち上げて歩くなど、後ろ足の跛行がみられ、腰の部分を触られるのを嫌がります。大腿骨頭への血行が阻害され壊死してしまいます。 |
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| 原因 | 原因は不明だが、遺伝が関連していると思われます。 |
| 治療 | 症状が軽い場合や、一時的な治療として運動制限や鎮痛剤投与などの内科的療法を行い、最終的には、壊死した大腿骨頭を切除する外科的手術を行いますが、手術後には、長期のリハビリが必要になります。 |
| 症状 | 左右対称性の脱毛。多飲多尿、過食、元気がなくなるほか、皮膚に色素がついたり皮膚が薄くなるためお腹が垂れ下がったりします。 |
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| 原因 | プードル、テリア種などに多く見られ、副腎皮質ホルモンの過剰分泌により起こります。がんやアレルギー治療のために副腎皮質ホルモンの多量投与したときや、副腎腫瘍や脳下垂体の腫瘍が原因の時もあります。 |
| 治療 | 副腎皮質の働きを一時的に弱める特殊な薬剤を生涯投与する必要があります。副腎皮質ホルモンの投与が原因の場合は投与を徐々に減らします。また、副腎切除や下垂体切除を行うこともあります。 |
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