ペット保険の必要性
ペットには公的な健康保険制度がない
ペットには人間のように公的なペット保険がありません。そのため診療費は実費全額負担となります。
アニコムの「家庭どうぶつ白書2016」によると、犬全体(平均年齢4.6歳)の年間平均診療費は84,016円、猫全体(平均年齢4.1歳)の年間平均診療費は63,954円でした。
飼育環境の改善やペットの医療技術の向上により、ペットの平均寿命(犬は13.7歳)は高くなってきています。高齢化に伴い、がんや白内障、心疾患などの病気の発症が増え、それにかかる診療費も増加傾向にあります。
ペットの老後に備えて、少しでも診療費を軽減するためにペット保険に加入することは選択肢の一つです。
病気になってからでは遅い
犬は1歳から5歳ぐらいまでは病気にかかることが少なく、健康で元気です。
「今は健康だから保険は必要ない、病気になったら保険に入ろう」では遅いのです。
ペット保険は加入前に既往歴があると病気によっては免責となり、補償が受けられません。
また、保険自体に申し込むことも出来ない場合もあります。
日本はペット保険の加入率が低い
日本は欧米諸国に比べ、ペット保険の加入率が低いです。
スウェーデンでは50%以上、イギリスでは25%ぐらいの加入率と言われております。
日本はというと5%台でかなり低いです。
欧米諸国ではペットは家族の一員という意識が高く、大切なペットが元気で長生きして欲しいと思う気持ちがペット保険の必要性を高めているのだと思います。