カメがかかりやすい主な病気
症状 | 手や足が腫れる、手足の麻痺や痙攣、歩行困難、食欲不振、拒食、元気の喪失、骨折、甲羅が柔らかくなる、骨折、成長期に大きさがほとんど変わらないなど |
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原因 | 不適切な餌、紫外線不足、運動不足、温度不足など |
治療 | 日光浴や運動できる環境(紫外線を浴びる必要があるので爬虫類用の紫外線ライトの設置など)や餌の改善(カルシウムやビタミンの補給) |
予防 | 日光浴で紫外線を浴びれる環境を作る、栄養バランスのいい餌を与えるなど |
症状 | 亀の甲羅や皮膚に白っぽいカビが生える。皮膚が剥がれる。炎症が起きる。 |
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原因 | 不衛生な飼育環境、日光浴不足、ストレスで亀の体力が弱ってるときに細菌感染して起きる。 |
治療 | 水質を改善して清潔な飼育環境を保つ。カビを殺すため原液ではなく10%程度まで薄めたイソジン薬浴(消毒)をし、日光浴で完全に体を乾燥させる。治りが遅いようなら動物病院で診てもらう |
予防 | 飼育環境を清潔に保ち、ストレスが増えないように接する。 |
症状 | 目が白濁している、閉じたままになっている、腫れている、くしゃみ、鼻水など |
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原因 | 偏った餌によるビタミンAや栄養の不足 |
治療 | ビタミン剤やレバー、ニンジンでビタミンAの補給、また、水も毎日変えて飼育環境を清潔に保ち、日光浴をさせる。 |
症状 | ずっと水に浮いたまま、潜水が困難、鼻水やくしゃみ、口をずっと開けているなど |
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原因 | 体力の低下、栄養不足、飼育環境の悪化 |
治療 | 室温を30度前後にする、軽度ならぬるめのお湯に数分入らせてしっかり体を拭き、水分が残らないようにする、病院に連れていく、 |
予防 | 水温を25~30度に保ち、栄養のある食事を与え、清潔な環境を整える。また、朝晩2回35度のお湯に5分ほど体を浸からせるのも予防にいいでしょう |
症状 | 口の中に白いチーズ状のものがある、口をあけっぱなしにする、食欲が落ちる、前足で口を気にしてひっかく |
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原因 | ビタミンAの不足、水質悪化による細菌感染 |
治療 | 水温を25度以上に保温して清掃を通常よりこまめにする、ビタミン剤の投与 |
予防 | 飼育環境を清潔に保ち、栄養も不足しないよう気をつける |