うさぎがかかりやすい病気・ケガ
症状 | 餌を食べにくくなり食欲減少 |
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原因 | うさぎの歯は人間と違い、一生伸び続けますが通常なら上顎の歯と下顎の歯をこすり合わせて削れることで一定の長さを保つが、何らかの原因でバランスが崩れると歯が異常に長くなってしまい起こる。 |
治療 | 動物病院にいき、抜糸や歯の切断により矯正を行う必要がある。 |
予防 | 固いものを食べさせる |
症状 | 食欲がない、糞の量の減少、過剰に水を飲む |
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原因 | 毛づくろいをしている時に自分の体毛を飲み込んでしまい胃の中に毛が溜まってしまうことがあるが、基本は飲み込んだ毛は糞と一緒に排泄されるがストレスから過剰に毛づくろいしたり食事に繊維質が少なかったりした場合排泄されずに毛玉になってしまうことがある。 |
治療 | 便が完全に出なくなる前なら市販の毛玉の排出を促すサプリやフードで対処。 便が完全に出ない、食欲がない場合は動物病院で治療してもらいましょう。 |
予防 | 毛球症予防のサプリ、繊維質の多い食事、飼い主が毛の手入れをして抜け毛を少なくすることや、適度に運動させて消化管の働きを活発にする。 |
症状 | 排尿量が減る、おしっこをしたそうなのに出ない、排尿時に背中を丸めていたがる、頻尿、血尿 |
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原因 | カルシウムの過剰摂取により、尿中のカルシウムが汚泥状になって排出され、膀胱に結石ができる。 |
治療 | 動物病院に連れていく、軽度の場合は、カルシウムの多いペレットを与えるのをやめ、クレソン、芽キャベツ、にんじん、白菜など低カルシウム野菜やティモシーに変更する食餌療法で済む。 |
予防 | カルシウムの摂取量を抑える(アルファルファ、水菜、小松菜、大根の葉などカルシウムの多く含む野菜を与えすぎないようにする。また、水分をたくさん飲ませて尿の量を増やすのも効果的。 |
症状 | くしゃみ、透明な鼻水、涙目、呼吸時に雑音、肺炎、呼吸困難 |
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原因 | パスツレラ菌、気管支敗血症菌、黄色ブドウ球菌などを持っていてストレスがかかった時。 |
治療 | 病院での治療、ストレスを取り除くことにより症状緩和 |
予防 | 感染させないよう感染している可能性があるうさぎと接触させない。ストレスをかけない生活を心がける |
症状 | 足底が脱毛、赤く腫れる、悪化すると潰瘍ができ、出血や感染症を起こす |
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原因 | ケージの底が硬すぎる、ケージの床が湿っていて不衛生、フローリングの上で生活している、爪が伸び過ぎ、肥満など |
治療 | ケージの底に休息マットを使ったり、牧草を敷き詰める、爪が引っかからない布を使ったりする。狭いケージの場合は広いケージに移動するなど飼育環境の改善をする。 肥満の場合は牧草中心の食餌に切り替えてダイエットさせる。 化膿しないよう消毒し、カット綿と包帯で保護する。消毒液は自分で勝手に決めず獣医に相談する。 |
予防 | 適切な飼育環境で飼育し、肥満にならないよう気をつけながら日頃から足底をチェックし、軽症の内に対策する |