マンチカンについて
ルーツ
マンチカンのダックスフンドの様に足の短い猫は、1944年にイギリスで初めて報告されたといわれ、その後、旧ソビエトやアメリカでも足の短い猫の存在が報告されました。
1983年に、アメリカのルイジアナ州で保護された短足猫が出産した際、生まれた子猫の大半が短足で、生まれた子猫(オス)を友人に譲りましたが、友人にもらわれてった猫は、やがて近所の雑種猫と交配するようになり友人の家の周りには短足を持つ野良猫が増えたそうです。
その後、保護した飼い主と友人が協力して「マンチカン」の育種に取り組み、マンチカンはアメリカの猫血統登録機関に公認されましたが、短足による弊害も心配されていました。
毛色・毛質
毛色はホワイト、レッド、ブラック&ホワイト、ルーミンク、シルバーマッカレルタビー&ホワイトなどがあります。
被毛は細かく密生していてとてもシルキーで、長毛種と短毛種がいますが長毛種は、ペルシャなどの長毛猫と違って絡まる毛質でないのでお手入れは楽です。
性格
明るく元気で、好奇心旺盛で、探求心も強く遊び好きです。
社交的で、人や他の動物とも仲良くなりやすい性格で、飼い主さんと遊ぶのも大好きで飼い主さんのことで心から信頼しますが、臆病な面もあるので、強く叱りすぎると、恐怖心を持ってしまう為注意が必要です。
特徴
オスで3~4kg、メスで2~3kgの比較的小さい猫種です。
短い脚が特徴で「猫界のダックスフンド」と呼ばれているが短い脚の子は全体の20~30%くらいで、残りは足の長い(普通の猫と同じくらいの長さ)猫である。
くるみ型の大きな目も特徴です。