アメリカンショートヘアについて
ルーツ
1620年に新天地を求めたイギリスの人々と「メイフラワー号」という船に乗り北米に連れてこられたヨーロッパの家庭猫です。フロンティア精神の強い移民者と共にネズミ退治のワーキングキャットとして働き飼育され始めました。アメリカンショートヘアと最初に猫種登録協会に登録された猫は実は英国産のブリティッシュショートヘアーのオレンジタビーで、初めて猫種登録協会に登録された短毛種の猫になります。
その後アメリカのブリーダーの努力により、長い年月をかけてアメリカの環境に合い、アメリカ人の趣向に合う猫ができ、1900年に「アメリカンショートヘア」として登録されますが、その後さまざまな種類の「ショートヘア」がアメリカに入ってきたために、混同される恐れがあるとして「ドメスティック(国内の)ショートヘア」と改名されましたが、「雑種」のイメージが強く人気がぐんと落ちてしまいましたが、「アメリカンショートヘア」に名前を戻すと、あっという間に人気が回復しました。
毛色・毛質
黒、白、シルバー、オフホワイト、レッド、縞模様(タビー)が入っていたり、単色や2色以上が混じっていたりなど70種類くらいの様々なカラーがあります。
短毛で固くて軽く光沢があり、毛の密度は高いです。
性格
明るく賢いが、やや慎重で家族以外に警戒心を出すことも多いです。
先祖のブリティッシュショートヘアーの血が濃いと自立心が強く、家族からもベタベタ触られるのを嫌がることもあります。
また、好奇心が強く遊び好きな面もあります。
特徴
丸い顔と頑強なあごなどネズミや蛇と戦ってきたハンターとしての特徴を残している為体つきは意外と筋肉質です。